下肢静脈瘤は治療で治せる時代|病気に立ち向かおう

看護師

乳がんの早期発見の為に

困る人

若者にも増えています

乳がんは年々罹患率が上がっており、女性の12人に1人は生涯で乳がんになると言われています。現在では年間約4万人が発病しています。乳がんは40歳以降に多いのですが、近年は20代や30代の若い女性の患者さんが増えてきています。近年の乳がん患者の増加の背景には、食生活の欧米化により脂肪摂取の増加や肥満の増加、晩婚化により高齢出産する人が増えている、独身で出産経験や授乳経験のない女性が増えている状況があります。これらが乳がん増加に繋がる理由は、乳がんの発生には性ホルモンであるエストロゲンが重要な関わりをもつことにあります。初潮年齢が早く閉経が高齢化していることも乳腺が長くエストロゲンの影響を受け、発がんが促進されます。そのような社会背景もあり、乳がん罹患率は今後も増加していくと考えられます。そして乳がんは遺伝的素因もあるので、親族に乳がんがいる人は注意が必要です。早期発見できれば完治率が高いがんなので、乳がん検診をきちんと受けることが大切になってきます。

検診の大切さ

乳がん検診は40歳以上の方を対象に自治体で2年に1度行われています。40歳未満の方は自費で検査することになります。乳がん検診では、まず触診が行われます。仰向けに寝て両手をバンザイした状態で、医師が触診します。しこりの有無や乳頭からの分泌物の有無、リンパ節の腫れの有無などを確認します。この触診は自宅でいつでも自分で行えるので、月に1度は自分でも確認するようにしましょう。次にマンモグラフィー検査です。乳房を2枚の板のようなもので挟み、レントゲン撮影します。乳がんになる前の状態も細かくわかる検査です。乳房の超音波検査もあります。これは乳腺の発達している若年層のマンモグラフィーでは乳腺が多くてわかりにくい場合に重宝される検査です。マンモグラフィーも超音波検査も互いに一長一短あり、併用するとがんの発見の精度があがります。横になっているだけの痛みもない検査です。この3つの検査が主になります。たったこれだけの検査なのです。面倒くさがらず1〜2年に1度は乳がん検診を受けるようにしましょう。