下肢静脈瘤は治療で治せる時代|病気に立ち向かおう

看護師

大腸に起こる炎症性疾患

メンズ

下痢や腹痛が主な症状です

人間の体は、食物を口から摂り入れて消化吸収の後に、大腸で不要物を排泄物とする仕組みになっています。しかしその大腸の粘膜にびらんや潰瘍ができると、炎症性疾患となり、下痢や腹痛が起きるようになります。これが潰瘍性大腸炎です。下痢は、しばしば下血を伴うこともあり、また結腸から直腸まで広く病変の範囲が広がります。重症化すると、貧血や発熱が見られ、あるいは体重が減るといったこともあります。潰瘍性大腸炎の原因は特定されていませんが、遺伝子によるものが大きいともいわれます。症状が治まることを寛解、再発することを再燃と呼びます。治療方法は薬による内科的治療と、手術による外科的治療があります。外科的治療は、何らかの理由で内科的治療ができない、出血が多い、あるいはがんの疑いがある時に行われます。

病気に罹りにくくするには

原因はまだ特定できていませんが、潰瘍性大腸炎は、ある程度の予防は可能です。それは、腸内の健康を保つことです。腸は自律神経のコントロール下にあり、ストレスを受けやすい器官であること、そして、食物による影響も大きいことから、こういった点を改善して行くことによって、腸そのものを、潰瘍性大腸炎のみならず、他の腸の病気にもかかりにくくすることが可能になって来ます。そのためにはまず運動などでストレスを軽減し、食物繊維や乳酸菌を摂るようにしましょう。食物繊維は野菜などに多い不溶性のものと、海藻などに含まれる水溶性のものをバランスよく摂るようにし、動物性脂肪は控えめにします。またナッツやゴマなどの亜鉛を含む食物を摂る、きちんと三食摂るといったことを心がけることにより、腸の状態もかなり改善されます。